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私を知っていただくために

■『目撃者責任』私の行動原理 ■異議申し立て権
■中央分離帯のキョウチクトウは何故枯れないのか? ■五つの行動
■『非政治的人間の政治責任』 工事中 ■私が思うこと(2003年)

『目撃者責任』−私の行動原理−


知って了ったことに責任を持つ

5〜6年前のことだったと思います。
N H Kのラジオがベトナムに病院を建てた医師の苦労話を伝えていました。
ベトナム戦争の爪跡を確かめる旅行で見たもの。
道端に横たわり、うつろな目で虚空を掴む老人や
何かを訴えようとする傷ついた子供達を見て、
この医師は迷わずここに病院を作ることを決めたと云います。
その決断を彼は、インタビュアーに
見て了った者の責任 いってみれば 目撃者責任ですね。」
と、さわやかに言ってのけたのです。
これだと思いました。
これ程に私の行動原理を言い当てた表現があるだろうかと思ったのです。
希望に満ちて政治の道に入ったのが1983年。
自民党こそ日本を救うとの期待とは裏腹に、私が見た現実は自民党の腐敗でした。 健全な野党を作ろう。
意を決して結成した新党さきがけも、
結局は自民党の復権を許す村山政権に荷担してしまいます。
1995年、私は一人無所属になりました。
それ以来
見て了ったこと ”“ 知って了ったこと ”には 忠実に対処して行こうと、
固く心に誓ったのです。



『異議申し立て権』


政治的弱者のために

小泉総理をはじめ、田中長野県知事や石原東京都知事に国民の注目が集まっています。

複雑な社会を大きく変えるには百の議論より一人のスーパーマンに窮状を救って欲しい、そんな国民の思いが、機能不全の国会や地方議会を バッサバッサと斬りつける‘‘大統領,,に過剰な期待を寄せているように思えます。確かに今の閉塞状況にはスピードと果敢な決断が有効 なのでしょう。 しかし、私達市民の権限を安易に委譲した結果、過大な力を持った『大統領(知事や市町村長)』が暴走したり、横道にそれたりしてしまったら どうでしょう。‘‘おかしいな,,と気がついても、その声が強大な権力に届く途がどれだけあるというのでしょうか。

時代を切り拓く力を一人の人間に与えると同時に,異議申し立ての仕組みを幾重にも確保しておくのが真の民主主義であると私は考えます。
‘‘そこのけそこのけお馬が通る,,ではありませんが、政治や行政の効率化を急ぐ余り、昨年から土地収用法や地方自治法などが、時代と 逆行する方向に変えられているのが気になります。

特に土地収用法は、公共事業が国民の公益にかなうものかどうかを、開発する事業者が人選する社会資本整備審議会に委ねたまま、その執行 を加速させるための改悪案だったのです。

異議申し立てのシステムを作ることこそ、民主党の重要な役割ではないかと 私は主張してきましたが、民主党はこの改悪案に賛成を決めたのです。私がネクストキャビネットの環境・農水大臣を辞めたのは、これが理由 でした。

中央分離帯のキョウチクトウは何故枯れないのか?


この疑問が私を政治に導いてくれたのです。

それまでの私は政治の腐敗に嫌悪感を強く感じていました。学校を出てから、社会部記者を志したのも政治の暗部に斬りこんでやろうと 決意していたからです。そうした私が政治への転進をはかるきっかけになったのは、毎日通る道路脇の街路樹でした。

当時1980年代はまさに高度経済成長の真只中。当然のことながら大気汚染も深刻さを増していました。育ち盛りの私でさえ常に健康 に気を使わねばならない、そんな時代に中央分離帯のキョウチクトウはひとり生き生きと花を咲かせ続けていたのです。 やがてその理由がわかりました。建設省の説明では、街路樹に汚染に強い樹種を選び、更に強健な品質に改良を重ねているとのことでした。

『ちょっと待てよ!これって逆なんじゃないの?』

おかしなことです。本来、弱いもののために劣悪な環境を改善する。 それが政治や行政の当然な仕事であるべきなのに。より強いものだけが生きていける社会を作る。本末転倒です。

人は、排気ガスにさらされても動じない草木を見て、事態の深刻さを見逃しているに違いありません。弱い草木が瞬時に萎えるのを見て 我々は自らのおろかさを知るのです。このままでは、強いものだけが生き残る世界が出来てしまう。私はいつの日にか人間の所業によって 滅ぼされるであろう‘‘生きとし生けるもの,,の代弁者として政治に飛び込むことを決意しました。

一貫して環境問題に取り組むきっかけは、強く逞しく生え続ける中央分離帯の樹列だったのです。

『非政治的人間の政治責任』

工事中


5つの行動

1.無駄な公共事業をチェックする!

私たちの目の届かないところで膨大な無駄遣いや自然破壊が行われています。
1996年、国会議員100名と共に公共事業チェック議員の会を作った私は、事務局長として日高横断道路や山形の大規模林道、清津川ダムの中止や、 藤前干潟、中池見湿地の保全などを実現して来ました。
都市納税者の貴重な税金の無駄遣いを追及するだけでなく、霞ヶ浦のアサザ基金のように新たな雇用につながる市民主導の公共事業創設にも力を 尽くしています。



2.洗心洞大学で市民立法を!

官僚だけに法律つくりを任せる自民党政治では管理型社会が進んでしまいます。市民自らが立ち上がって、情報公開と市民参加による 市民立法こそ急務なのです。私は市民による生涯学習の場として洗心洞大学を一昨年に立ち上げ、「東京湾の水環境」「動物検疫問題」 「食の安全」「LRT(路面電車)」「住基ネット見直し」「防災対策」「里地里山保全」「地産地消」等を取り上げ、市民活動として着実に 成果を上げています。



3.後援会は作らない!

「その政治家のまわりに集まる人だけが幸せになればいい。」そんな部分益政治がはびこっています。確かに、身近な人のためになりたいと 思うのは人情です。しかし、その考えが日本の政治を悪くしてしまったのではないでしょうか。 私は後援会自体が陳情政治の温床=既得権益集団にならないよう、一つを除いて解散いたしました。後援してくださる方と常に緊張感を持つこと が全体益につながるからです。



4.お金をかけない!

街中にポスターを貼ったり秘書を何人も雇ったりすれば膨大な資金が必要です。
いきおい、その回収のため利権政治が横行します。私の親友、浅野史郎宮城県知事は「選挙で不用意に借りを作れば、4年間で元を取り返そう という事になる」と理想選挙にこだわりました。私も県内でもっともお金をかけないボランティア政治を実践しました。



5.選挙区で顔を売るためだけに歩かない!

幸いなことに、私の同志の県・市会議員の面々は「地元はことは我々に任せて、国のことに専念しなさい。」と言ってくれました。 おかげで、私が3年間で180箇所の公共事業や自然破壊の現場をチェックして歩いたり、20以上の議員立法を策定することが出来たのです。 地元では市民とともに学ぶ生涯学習の場・洗心洞大学を主宰して中田市長に政策提言をしたり、ミニ集会や市民活動に参加するほかは、 単なる顔を売る戸別訪問や人の集まるところでの名刺配り、意味不明な会合への出席はしないですんでいます。



佐藤謙一郎事務所
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